ここではWLANシールドMinervaの使い方について説明します。
- H/W
- 電源電圧はDC3.3Vです。電波出力時には最大150mA程度の消費電流が流れます。
- コネクタあるいはジャンパピンを使用して組込制御装置(CPU)と接続します。
- 最低限、DC3.3V、GND、Tx、Rx、WPSの各ピンを接続してください。
- 他に、インターネットに接続されている無線LANルータを必要とします。
- WPSピンはスイッチ等を介してGNDに落とせる様に接続してください。
- WPSピンをGNDに接続して2秒ほど経過すると、WLANシールドはWPSモードに移行します。この間(約2分間)に無線LANルータ側のWPSボタンを押下して、WPSによるルータとの接続を行なってください。
- 無線LANルータとは多少の相性の問題がある場合があります。弊社で確認している(接続実績のある)ルータは以下の通りです。
NEC製:Aterm WR8165N、ELECOM製:WRC-733GH、IO-DATA製:WN-G300GR - OMOIKANetプラットフォームでは組込端末とサーバ間の接続にMQTTプロトコルを利用しています。このプロトコルはポート1883を利用しますので、経路上のルータやゲートウェイの設定で1883が閉じられている場合には、これを(双方向とも)あけるように設定してください。
- S/W
- WLANシールドの起動完了に3秒ほどかかります。
- 2015.7月版では起動時に一度コマンドモードに移行し、再度透過モードに移行してから電文を発行してください。