このサンプルの構成を以下に紹介します。
- 用意するもの
- Arduino Uno R3
- マグネット開閉センサ(STM250J)
- Arduino用 EnOcean無線シールド
- WLANシールド
- Arduino IDEをインストールした(する)PC
- 無線LANルータ(インターネットに接続されているもの)
- マグネット開閉センサ(STM250J)
STM250JはEnOcean製のマグネットセンサです。付属のマグネットが近づくと “閉”、離れると “開” の信号を、それぞれ出力します。
又、定期的に(20~30分毎に)、現在の状態を出力します。
信号はEnOcean仕様の920MHz帯無線で送信されます。
STM250JにはPV電池が搭載されており、電源の供給は不要です。
STM250Jの情報については、㈱アーミンのサイトをご参照ください。 - Arduino用EnOcean無線シールド
EnOcean製の各種センサから送信される信号を受信し、Arduinoにシリアル出力します。
Arduinoのシリアルポート(D0、D1)はこの接続のために占有されます。 - Arduino用WLANシールド変換基板
WLANシールドとArduinoを接続するための変換基板です。ユニバーサル基板を用いて自作することも可能ですが、WLANシールドの8箇所のスルーホールにピンヘッダをハンダ付けするだけで、WLANシールドをArduinoにスタックすることが可能になります。
Arduino用WLANシールド変換基板の回路図はここからダウンロードできます。
WLANシールド変換基板は、WLANシールドを取り付ける向きにより、Arduinoとの接続をハードウェアシリアルで行う場合とソフトウェアシリアル(Tx:8、Rx:7)で行う場合を使い分けることができます。
EnOcean無線シールドがH/Wシリアルを占有するため、WLANシールドとArduinoはS/Wシリアルで接続します。